不器用な恋模様




あぁ…そうか。


その言葉って―――。



オレは分かってしまって
急に胸が苦しくなった。



「ヒカリ」


オレは優しくヒカリを抱き締めて空にあった視線を自分に向かせた。



「オレ、キスしたい」



「う…うん……///」



潤んだ目でオレを見上げるヒカリ。



あぁ…すげぇ可愛い。


このまま壊しちゃいたい……。



ヒカリの潤んだ目は
オレをきちんと捕らえていた。


今はオレを見てくれてるのかな?





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