不器用な恋模様




何より驚いたのは、


湊が違う答えを出しても
そこまで
あたしはショックじゃなかったって事……



あぁ…
あたし、少しずつだけど
前に進めてる。



湊とキスする時、
嬉しさもあったけど
このまま翔を忘れていくのかと思うと怖くて泣いていた。



だめだね、あたし…。


早く強くならなきゃ。



でも気づいたの。

湊のおかげで。




あたし、
翔の代わりじゃなくて

ちゃんと湊という人を
好きになってた。






< 142 / 160 >

この作品をシェア

pagetop