不器用な恋模様
当たり前
朝、起きて窓を開ければ
いつもの空があるように
俺の毎日は
ずっとおんなじだ。
制服に着替えて
鞄に教科書を詰め込んで
下にあるリビングへと向かう。
そして朝ごはんを食べて
歯磨きして…………
まぁ他にも
色々と細かいことをして
そして家を出る。
そんな俺は
東條 氷屶(ヒナタ)。
どこにだっている普通の男子高生。
177cmの長身と並の容姿で
女からは
一目置かれてるらしいけど……
正直、興味ない。
俺は恋愛に興味ない性格だから。