不器用な恋模様
最低
「暁助ぇ~。
今日の放課後ヒマ?
デートしようよぉー♪」
「あっ、いいね♪遊ぼーぜ」
こんなノリで朝から
女の子とイチャイチャしてる俺は、“北村 暁助”。
健全な男子高生。
別に女の子は嫌いじゃない。
むしろ好きだし。
いい匂いだし、
なんか細いし髪の毛柔らかいし…………って!
俺、マジ変態じゃん!!?
そこまで考えて
女の子の事は考えないようにした。
すると俺と女の子しかいなかった教室に男が入ってきた。