想うだけならいいですか?
隠し続ける思い
―――――ミーンミーンミーン


「先生

 この問題教えてください」


センセイ


「この問題わかるやつー」


「はい!」


「じゃぁ伊波」


先生


「先生!

 ノート持ってきました!」


玖條先生


「ねぇ実羽」


「ん~?」


「教師と生徒って・・・

 よくない事なのかな・・・?」


「付き合うって意味で?

 私は素敵だと思うけどね~」


「そうなんだ・・・」


 「・・・でもそれは

 子どもの意見で

 やっぱり生徒(子ども)に手をだすような

 教師(大人)に

 自分の子は預けられないな・・・

 ・・・それに場合

 責任取らされるのは

 教師だからね」


『伊波、私はこの学校の出身だんだ

 親は進路なんて一緒に考えてくれなかったけど

 とても優しい先生に出逢って

 ああ、先生になりたいって思ったんだ』



*
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