想うだけならいいですか?
「やっぱり夏は暑いねー!」


「溶けちゃうよ~」


お昼休み

暑すぎて実羽とダレています・・・


「あっ

 私涼しい所知ってるよ!」


「ホント!?」


という訳で

in校舎裏!


「ここ涼しいね~」


「でしょ?」


校舎裏は木陰ができていて

涼しい風も吹いていて

とても心地よかった


「琥春~

 アメいる?」


「いるいるー!」


実羽が持ってるのは

ストロベリー味

バナナ味・・・

と最後にわさび味という

意味のわからない味の

ペロペロキャンディーだった


「じゃ・・・じゃぁ

 ストロベリー味ちょうだい!」


甘いー!

美味しい!


「じゃぁ私わさび味食べよ!」


実羽・・・

私たまに実羽の趣味がわからないよ・・・


「伊波!!」


え?

玖條先生?

何急いでるんだろう?


「どうしたんですk「何してんだ!」


「はい?

 アメ食べてるだけですけど・・・」


「アメ!?」


「は・・・はぁ」


「何だ・・・アメか・・・」


・・・!

もしかして・・・


「タバコとか思っちゃったりして・・・?」


「・・・・」


何も言わないという事は

そういう事ですか


「すいませんよ」


「あ・・・ああ

 だが校内でそおやつはダメだ!

 そのアメは没収!」


先生は・・・

あまりクールな人じゃないのかもしれません

帰り際

先生の頬が赤かったのは

私の見間違いでしょうか?

先生・・・

教えてくれますか?


*

< 6 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop