【完】前世⇔現世?!
「きゃ―!!ミラ!危ないっ」



 ユラの声で振り向いた。



 すると…盗賊の手が伸びて、私の体を抱き上げた。



「きゃっ!!ユラ――っ!」



 この盗賊はいったい…誰なの?!



 助けてぇっ。



 私は暴れてみたけど…全然効果ない。



 結局、到着するまで動けなかった。



 到着し、黒装束の男が装束を脱いだ。
< 192 / 301 >

この作品をシェア

pagetop