【完】前世⇔現世?!
 私はコクンと頷いた。



 心に秘めていたことなの。



「本当は、子供を身篭った時…ユラに言おうかと思ったのよ。でも、ヒッタイト兵がいるなか言えなかった」



 そう告げたその時…



「何…?!ミラ…そなた」



 入ってきたのはティラ。



 ティラの顔も心なしか明るい。
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