【完】前世⇔現世?!
「そなた…私との和子を…」



「えぇ、身篭ったわ」



 すると、プレストはそっと立ち去った。



 ティラはいつものように強くではなく、優しく、そっと包むように抱きしめた。



「私の世継ぎを…身篭ったのか…」



 嬉しそうな声。



 やっぱ自分の子だし。



 嬉しいよね。
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