私はいつも1人だった


「っ!!」


巧未がキレたのは初めてだった。巧未の言うとおり何に迷ってたんだろうな。


「ごめん。もう迷わねーよ」


「おう♪」



旬斗、巧未、誠、ごめんな。


「おし、みんなに伝えろ!!来てない者は今すぐ呼べ!!戦いだ!」


「「「おうっ!!」」」


3人がそれぞれに散り俺は幹部室で1人になった。


俺の心臓は今にでも飛び出しそうなくらいドキドキいっていた。


深呼吸をして特効服を着て部屋を出ようとすると背中から殺気を感じた。

勢いよく振り返るとそこには白狐がいた。


「!?」




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