私はいつも1人だった


「そうかもな」


ほらやっぱり同情。
私をからかって何が楽しい?


「でも光は闇を照らすためにあるんだ。お前が出れないのなら俺がいつでも手を引いてやる!」


「それにお前が1人で抱えてるだけ俺たちはもう巻き込まれてんだよ。」


私の涙はどんどんと溢れて今までの分が一気に出た感じだった。



「なん、でそこまで」


「好きだから」


「好きって言う感情はどこから出てくる?」


「しらねぇよ。ただ…」

「何?」


「秘密」


「意味わかんね」



そこからこいつは私を強く抱きしめた。





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