私はいつも1人だった
《颯真》


俺は如月 朔が好きだ。
たぶんあいつも俺のことが好きで付き合ってるんだと思うのだが。


最近そう思ってるのは俺だけじゃないかと感じている。


そうだ。これが今の俺の最大の悩み。


どこへ行こうと言っても冷たくあしらわれるし、くっ付いたら睨まれるし。


でも、最終的にはテレながら俺に着いてきてくれる。


そこがまた可愛いんだ。

ツンデレなんだよ、あいつ。



前まではそれだけで満足してたけど、今になって不安になってきた。





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