私はいつも1人だった
あの時ありがとうって言ってくれたよね。
実を言うと私このこと忘れてて先日ボスから聞かされて思い出したんだけどね。
あの時ありがとうと言わなくちゃいけないのは私の方だったんだよ。
「卒業生代表。如月 朔。」
「はい。」
あの時声をかけてくれてありがとう。
「僕たちはこの学校にこれて本当によかった。お父さんお母さん、僕たちを今まで育ててくれて、ありがとう。僕たちは今日を持って社会へ出るもの、進学するものに分かれます。いままで本当にありがとう。そして先生方こんな僕たちを見捨てないでくれてありがとうございました。後輩のみんな、今日まで僕たちに付いてきてくれてありがとう。僕たちはこの学校から今日す立ちます。だけど、この3年間は忘れません。本当にありがとうございました。卒業生代表 如月 朔」
卒業式も終わり各自自分の教室へ向かい。
最後のHRを行った。
HRも終わり皆で写真をとるのどうので校庭に出た。
「「「「朔先輩!!」」」」
私の周りには一瞬にして女の子だらけになり囲まれた。
すると一瞬にして学ランのボタン、カッターのボタンを引きちぎられ、全女子生徒の告白のあらしに巻き込まれた。