私はいつも1人だった
父さんと母さんは私を化け物でも見るような目で見てくる。
近所の人たちみんなが同じ目で見てくる。
3歳の時にイタリアに居るおばさんの所へ行かされた。
だけどそこでもみんな同じだった。
ずっと家から出してもらえず家に引きこもりだった私は家にある本をすべて読んだ。
幼い私は頭が良く9歳でイタリアの大学を卒業し、12歳の時日本に帰ってきた。
頑張って勉強すれば母さんと父さんは愛してくれると思って頑張ったけどやぱっり変わらなかった。
ここには、私の居場所はない。
……違うこの世界に。そう思った。
私は生まれてきてはいけない存在。存在するのも、生きているのも駄目なんだ。