私はいつも1人だった
私は1人で麻薬をしている族、一般人を襲う族を片っ端から潰していた。
夜喧嘩をしている男達の間に入り私が片付けることもあった。
この世界は汚れきっている。だから私が綺麗にしてあげているんだ。
私自身が世界の汚れだけどね。
私はこの歪んだ世界が嫌いだ。多分誰よりも滅べばいいと思っている。
だけど憎めない。大人たちに何を言われても私は何とも思わなかった。
そう、私の心はボロボロで触れれば崩れてしまい修復不可能な状態まであった。
だから心を閉ざし誰も寄せなくなった。