私はいつも1人だった


写メをプレゼントとか言ってたよね?


私は白狐な訳だからいくら変装してても気づく奴は気付くだろう。


私は席を立った。


「お、おい!!朔、どこ行くんだよ?」



遥人を無視して女たちの方へ近寄った。


女たちもこちらに気付いたのか顔を赤くしてあわあわと慌てていた。


「やめろ。」


「え?」


「だから、や「写メをバラまくのやめろだってさ〜」


私の声と被してきて、誰と思って後ろを向くと遥人が私の頭を撫でながらいた。


「いつ来た?」


「ん〜さっき♪なんか面白そうだから♪」



遥人の手を払いのけて女たちの方を向いた。




< 71 / 222 >

この作品をシェア

pagetop