私はいつも1人だった


遥人は私が女だと知ってそれが白狐で天涯孤独の身だと知ったら離れていくのかな?


「ん、どうした?そんな悲しそうな顔して?」


そしたらもう話しかけてもらえなくなる。そんなの嫌だ。話しかけてもらえなくなるくらいなら私は何も言わずこのままでいい。



「お、お前!!なんつー顔してんだよ…///」


「?」


顔を赤くした遥人が手で顔を隠した。どうしたのかと思い顔を覗きこむと押しのけられた。


イラッ

心配してあげたのに遥斗なんて知らないっ!!






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