私はいつも1人だった
「てめぇ、化け物の分際で反抗してんなよ!!」
化け物………
私は下を向き動くことも話すことも出来なくなった。
「おい!!今すぐありきたりの金だせ!!」
「…」
「おい聞いてんのか!?」
「…」
「……こいつっ!!」
バキッ
殴られた。
殴られたのに何も感じない私の心はもう腐りかけていた。
抵抗する気も失せた。
私はやっぱりこの人たちには勝てない。
私の心は脆すぎて簡単に壊れてしまう。