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「少なくとも自分の気持ちが離れることで変わるとは思わなかったし、俺が大学卒業したら結婚したいと思ってたよ。
それもちゃんと、高校卒業した時に話した。」
「え?プロポーズしたの!?」
「…プロポーズ…というか、その時は約束だったけど。」
「うわぁ…やっぱ陽パパとはるママすごい…。
てか陽パパかっこいい…。」
「晴輝もきっと、その頃の俺と同じ考えだと思うけど。」
「え…?」
「梨亜は晴輝と離れたら、気持ち変わっちゃうのかな?」
「…分かんない。」
「うん。すごく素直な答え。そうだよね、分かんないよね、離れてみないと。」
陽パパの笑顔が優しい。
だから晴輝がちらつく。…嫌なのに。思い出したら泣いちゃいそうで。
「晴輝は梨亜になんて言ったのかな?
晴輝から進路のこと、どうやって打ち明けられたの?」
「…今日、デートだったの。」
「うん。」
「それでずっと楽しくて、でもね…晴輝の顔、ちょっと暗くて、どうしたのって訊いたら…。」
陽パパが真剣な目であたしを見つめる。
基本はるママ似のくせに最近陽パパに似てるとこばっかり目につくから嫌だ。
陽パパがひたすら晴輝に被る。
「『ずっと言えなくて、今更って思うかもしれないけど…。
ここから遠くの大学に進学しようって思ってるんだ。』…って。」
「そっか。」
それもちゃんと、高校卒業した時に話した。」
「え?プロポーズしたの!?」
「…プロポーズ…というか、その時は約束だったけど。」
「うわぁ…やっぱ陽パパとはるママすごい…。
てか陽パパかっこいい…。」
「晴輝もきっと、その頃の俺と同じ考えだと思うけど。」
「え…?」
「梨亜は晴輝と離れたら、気持ち変わっちゃうのかな?」
「…分かんない。」
「うん。すごく素直な答え。そうだよね、分かんないよね、離れてみないと。」
陽パパの笑顔が優しい。
だから晴輝がちらつく。…嫌なのに。思い出したら泣いちゃいそうで。
「晴輝は梨亜になんて言ったのかな?
晴輝から進路のこと、どうやって打ち明けられたの?」
「…今日、デートだったの。」
「うん。」
「それでずっと楽しくて、でもね…晴輝の顔、ちょっと暗くて、どうしたのって訊いたら…。」
陽パパが真剣な目であたしを見つめる。
基本はるママ似のくせに最近陽パパに似てるとこばっかり目につくから嫌だ。
陽パパがひたすら晴輝に被る。
「『ずっと言えなくて、今更って思うかもしれないけど…。
ここから遠くの大学に進学しようって思ってるんだ。』…って。」
「そっか。」