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12.24 隣り合わせのスキキライ
* * * * *
「寒いーっ!だから冬ってキライっ!」
「ホント、美雪は冬ギライだよね…。」
「だって寒いじゃん!手とか信じられないくらい冷たくなって痛くなんない?」
「…まぁ、確かにね。」
「あたしは夏が好きなのっ!…ぶっ!」
目の前に…あたしよりはるかに大きな身体、というか背中。
その背に思いっきりぶつかった。
「ったぁ…!」
くるりとゆっくり振り返ったのは…
白い肌、多分あたしより全然綺麗。
黒の短い髪、…ちょっとツンツン?
目尻がきゅっと上がった、切れ長の鋭い瞳。
顔は…まぁ、一般的にはイケメンなんでしょう、うん。
そんな人。
「ぶつかっておいてその言い草、はっきり言って有り得ません。」
そんな暴言が頭上から降ってきた。
「寒いーっ!だから冬ってキライっ!」
「ホント、美雪は冬ギライだよね…。」
「だって寒いじゃん!手とか信じられないくらい冷たくなって痛くなんない?」
「…まぁ、確かにね。」
「あたしは夏が好きなのっ!…ぶっ!」
目の前に…あたしよりはるかに大きな身体、というか背中。
その背に思いっきりぶつかった。
「ったぁ…!」
くるりとゆっくり振り返ったのは…
白い肌、多分あたしより全然綺麗。
黒の短い髪、…ちょっとツンツン?
目尻がきゅっと上がった、切れ長の鋭い瞳。
顔は…まぁ、一般的にはイケメンなんでしょう、うん。
そんな人。
「ぶつかっておいてその言い草、はっきり言って有り得ません。」
そんな暴言が頭上から降ってきた。