7 STARS
「家はどこですか?」
「え?」
「一体今、何時だと思ってるんですか?」
「え…っと、バイト帰りだから…11時くらい?」
「正解です。いつもこんな時間に一人で自転車なんかに乗ってるんですか?」
「まぁ、そうだね。そうなる…かな。」
「危険なことをするんですね。最近は物騒なのですよ?」
「大丈夫大丈夫ー!だーれもこんな奴襲ったりしないって。
普通狙うなら顔が可愛くて女の子女の子したやつ狙うっしょ!」
「…はぁ。」
あたしの発言に、夏原は大きく溜め息をついた。
「…何よ?」
「そういう問題ではないでしょう。襲われてからでは遅いというのに。…一人暮らしですか?」
「うん。」
「ということは大学の近くにお住まいですね?」
「まぁーチャリ5分くらい?」
「送ります。」
「はいー?」
「あなたが部屋に入るのを見届けると言ってるんです。さぁ、どちらですか?」
「え、いいよいいよ。夏原に送ってもらうような義理ないし、あたし平気だし。」
「あなたがそういう性格でも女性であることに変わりはありません。」
真っすぐに、ただ夏原はそう言った。
…女性、かぁ。そんな風に女扱いとか…されたことないから、妙に焦る。
「え?」
「一体今、何時だと思ってるんですか?」
「え…っと、バイト帰りだから…11時くらい?」
「正解です。いつもこんな時間に一人で自転車なんかに乗ってるんですか?」
「まぁ、そうだね。そうなる…かな。」
「危険なことをするんですね。最近は物騒なのですよ?」
「大丈夫大丈夫ー!だーれもこんな奴襲ったりしないって。
普通狙うなら顔が可愛くて女の子女の子したやつ狙うっしょ!」
「…はぁ。」
あたしの発言に、夏原は大きく溜め息をついた。
「…何よ?」
「そういう問題ではないでしょう。襲われてからでは遅いというのに。…一人暮らしですか?」
「うん。」
「ということは大学の近くにお住まいですね?」
「まぁーチャリ5分くらい?」
「送ります。」
「はいー?」
「あなたが部屋に入るのを見届けると言ってるんです。さぁ、どちらですか?」
「え、いいよいいよ。夏原に送ってもらうような義理ないし、あたし平気だし。」
「あなたがそういう性格でも女性であることに変わりはありません。」
真っすぐに、ただ夏原はそう言った。
…女性、かぁ。そんな風に女扱いとか…されたことないから、妙に焦る。