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男の手が汐織の着ていたTシャツをまくり上げようとする。
それを汐織は全力で止める。
「離しなさいよっ!!」
バタバタもがいてはみるものの、男の力に敵うわけもない。
そうでなくても汐織はどちらかというと小柄なほうだ。
少しは鍛えているものの、男に太刀打ちできるほどの筋肉ではない。
分が悪いのは明白だった。
「せっかくキモチイイことすんのに、あんま暴れないでよー。」
男の手が汐織の両手を封じ、生ぬるい感触が首筋を這う。
その言葉に表しがたい不快感に、汐織の頭の中で何かが大きく音を立てて破裂した。
「誰かーーーーーーっ!!!!!!」
バタバタと走ってくる音が聞こえる。
…この走る音、誰かに似てる。
汐織がそこまで思ったところで、汐織の上に跨っていた男が視界から消えた。
バキっという鈍い音付きで。
それを汐織は全力で止める。
「離しなさいよっ!!」
バタバタもがいてはみるものの、男の力に敵うわけもない。
そうでなくても汐織はどちらかというと小柄なほうだ。
少しは鍛えているものの、男に太刀打ちできるほどの筋肉ではない。
分が悪いのは明白だった。
「せっかくキモチイイことすんのに、あんま暴れないでよー。」
男の手が汐織の両手を封じ、生ぬるい感触が首筋を這う。
その言葉に表しがたい不快感に、汐織の頭の中で何かが大きく音を立てて破裂した。
「誰かーーーーーーっ!!!!!!」
バタバタと走ってくる音が聞こえる。
…この走る音、誰かに似てる。
汐織がそこまで思ったところで、汐織の上に跨っていた男が視界から消えた。
バキっという鈍い音付きで。