フルボッコ同盟
「山村あ!お前はまた授業をサボりおって!」
唯が職員室に入ると怒鳴り声が聞こえてきた。
「どうしてお前は入学早々、授業に出ないんだ。」
「眠いから。」
「は。」
「教室で寝ると迷惑でしょう?だからわざわざ場所変えて寝てるんです。」
「お前なあ…」
先生は呆れかえっている。
「あ、後藤。」
「はい?」
私は別の先生に声をかけられた。
「悪いがこれ、資料室に持っていってくれないか?」
「え、でも…」
「じゃあよろしく頼むな。」