TRUE
「空気が澄んでて気持ちいい。」

胸いっぱいに空気を吸い込んで、満面の笑みを浮かべながら一人つぶやいた。
周りには山々が連なり、田んぼや、まだ青いりんごがたわわに実った果樹園が広がっていた。

しばらく歩くと大きな道路に突き当たり、スーパーと飲食店を見つけることが出来た。

「なんとか生活はできそうね。」

愛は一安心するとまた周りの景色に意識を向けた。
「」「」「」
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop