小林惣一郎の初恋
惣一郎は、重い原因を確認したが、少し瓦礫が乗っているだけだった…。

『足は…動かない…足も折れてるのか…?指は動いた…折れてだけだな…』

『確か、体質系の力は常に発動してるけと、念じる事で抑えたり、強めたりも出来るって静さん言ってたよな…』

惣一郎は呼吸を調え集中した…

『先ずは…左腕を…』

メキ…メキ…

左腕から微かな音がする。

『グッ…骨の再生って…ちょっと…痛い…かも…次は足だな…』

「ぐぁ…あ…」
惣一郎は声が漏れた。
< 10 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop