小林惣一郎の初恋
ヒロは横に倒れてよけた。

勢い余った隆夫はベッドの奥に落ちた。

「…ぃたあぁ…よけんなよ!」

「ん~当たると痛そうだからね~」

「でも、ヒロは居ないの?好きなヤツ?」

「ん?まぁ居なくはないけどね」

「誰だよ!言えよ~」

「ん~隣のクラスの七瀬だよ」

「七瀬ってあの小学生かよ!!」

「おいおい…隆夫;」
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