小林惣一郎の初恋
「うるせ~惣~大丈夫か?」

「あ~イテテ…大丈夫、大丈夫…」

惣一郎の手の甲にかすり傷が出来ていた。

『血か…落ちた時、台の角にぶつけたかな…枕についてないし…塞がるの待った方がいいな…;』

「結構~イタイな~」

「そりゃな~さっき俺だってそれはそれ」

ガタガタ…

「は痛かっ」

ガタガタガタガタ…

「地震?揺れてるな」

ガタガタガタガタガタガタ…

ドーーーーーン!!!!
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