禁止恋愛。



「はっ!こいつと仲良いとかありえね~」


そう吐き捨てて竜は、自分の机の下に置いてあったエナメルを持って、教室から出て行った。



「「ちょ…なにアイツ」」


あたしは一瞬の出来事に身動きが取れなかった。


「てか橋口くん、いつの間にユニフォームに着替えてたの…」


あたしと一緒に呆然としてた彩が言う。


……確かに…。


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