大好きな君へ。
男嫌いだと

いうことも

話した。


家庭内のことを

話すのは

初めてだったから

うまく

いえなかったけど、

響はまじめに

聞いてくれて、

こう言った。


[美奈は、いろんな
試練を乗り越えて
きたんやな。
俺なんかは
力になれてへんかも
やけど、頼りにしてや。
男嫌いも治したる。]


響、、?

このときのコトバ。

一生忘れない。


私はただ、

[うん。]

とか

[ありがと]

ぐらいしか

いえなかったけど、


言葉では表しきれないぐらい、



嬉しかったんだよ。
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