大好きな君へ。
いやいやいや。

うん。


ありえない。


「ありえなーい!!!!」


「うるさいっ!
いきなり叫ぶな!!」


あ、声にでてた。

でもありえないんだもん。



「お姉ちゃん、ごめん」



そういって

考えごとを続けた。



だって、、私と響は

会ったことも

ないんだよ?

何もしらないんだよ?

歳とか、名前とか、住みとか、、、。

全部嘘かもしれない。



こんな人を

好きになるわけない。


"頼りになるお兄ちゃん"

そんな感じだ。

うん。
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