大好きな君へ。
「あのね、、」

私はさっき

あったことを

大まかに話した。

お姉ちゃんは途中途中

うなずきながら

聞いてくれた。


「へえ~。
美奈。
あんたそれ恋だよ。
好きなんだよ。」

真剣な顔で言った。

恋、、?

確かにそうかも

しれない。


でも、、



「もう、傷付きたく
ないよ、、、。」

頬に生暖かい涙が

流れた。


「そういえば美奈、
この頃学校行ってないでしょ?
どうしたの?」

「浮 気、、
されたのっ。」

ギュッ。


お姉ちゃんは

何も言わず

抱き締めてくれた。

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