大好きな君へ。
「私さ、男って自分勝手で身勝手で

女を道具だと思ってる

最悪な生き物だと思ってた。

だけどね?案外そうじゃないんだよ。」


そういってお姉ちゃんは

優しく微笑みながら

自分の薬指にはまってる

愛の証をみせた。


「男大っ嫌いだったけど

今の旦那のことは

なーんか大好きなんだよね~」


そう呟いて

照れくさそうに

笑う顔は今まで見たことのない


幸せそうな顔だった。
< 39 / 85 >

この作品をシェア

pagetop