大好きな君へ。
ガラガラっ

教室のドアを開けると

いつもどおり

教室に嫌な空気と

沈黙が流れる。


もう慣れたけどね。



えーっと

ゆりあを探さなきゃ。


どこいるんだー?

トイレかな?


トイレにいってみた。



想像は当たり、

やはりトイレにいた。


「キャハハハー」

「まぢうけるんだけど!」
「だよねえー!?(笑)」


耳障りな甲高い声が

聞こえてくる。

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