大好きな君へ。
そもそも響のことが

恋愛的に好きなのかなんて


まだわかんないけど。



響の優しくて温かい

いつものメールに


慰められた。





私の心の支えになってるのは明らかだった。



毎日毎日またメールをする日々。


学校には行っているが

あれ以来杏里とは

喋っていない。


空気をよめない奴等や

おもしろがってる奴は



「杏里ちゃんとなんかあった?」


ー‥なんて聞いてくるが

私が返すのは


嫌味なぐらいな笑顔と

「なにもないよ。」

の一言。




――人なんて






シンジラレナイ
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