大好きな君へ。
息が荒くなってきた。

辛い。


普段の私なら歩くだろう。


だけど、だけど‥‥



これを確かめるまでは





走らなくては。



プルルルルー

杏里にかけてみた。


気まずいのだろう。

当然でない。



今は夜9時。

寝てる時間じゃない。


家にいるはずー‥



そう思い直して

ただ走った。
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