俺様彼氏と私の同棲生活


我慢よ…。


ほんの少しの我慢。


その間、ユウの事を考えよう。


ユウの事を…。


アキくんの手が、胸まで伸びてきた時だった。


ガッシャーン!と、何かが割れる音がした。



「な、何!?」


思わず、私もアキくんも、音がした方を見る。


すると、玄関の小さい窓から、ユウが入って来た。



「おい、センセー。それ、犯罪だぞ?」




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