【番外編】執事と御曹司

私と奏さんはベッドに腰掛けた


「私さ…執事なりたての頃はとてもツンツンとしてて家庭の事情のことでもあるのか
『誰にも信じない!』
と訳の分からないことを心がけてあったんだ。」



奏さん…こんなに優しいのに……?
(※家庭の事情は完ぺき無視)


「旦那様からはよく

『無茶するな』

とか言われてたんだけど無視しちゃって体調を崩したことがたくさんあってさ
よく旦那様に怒られたよ。(笑)

『何でこんな私にかまうの?』

て思い始めたんだよね。」



優しい旦那様らしいです…



「旦那様がだんだんと私のツンツンとしたようなのを丸くしてくれたんだよ。それから私は旦那様のことを信じられるようになって―――…今に至るって感じかな。」



へー…




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