王子様
昼休み

私は柴市先輩の教室に行った

柴市先輩は私のとこにきた
「屋上行こ」

先輩に言われ屋上に行った

「話って何?」

「私…先輩とは付き合われません。それを伝えに来たんです。じゃ…」

行こうとしたとき

「待ってよ、なんで?あいつを選ぶん?。俺には美花ちゃんが必要なんだ。」


必要…?

嬉しかった

けど私は必要にされても…
「本当にごめんなさい」

「美花ちゃんが良い!美花ちゃんしか…美花ちゃん意外考えられないよ。あいつは美花ちゃんをいつも泣かせてる。俺なら美花ちゃんを大切にするよ」


泣かせてる?
違う

泣かしてるのは…先輩だょ

昔の私からしたら先輩は王子さまだった

優しくて賢くてかっこよくて…

けど今の先輩は私の大好きだった先輩じゃない

先輩は人の悪口を絶対に言わないひとだった


だけど今…先輩は翔馬の事悪くいった


翔馬みたいな…人より何倍もつらい思いをしてきたのにそれでもいつも笑ってる優しいそんな人が

私の本当の王子さまだった

「先輩はかっこいいです。けど…私は先輩よりやっぱり翔馬が好きだからごめんなさい。だけど、先輩の事大好きでした」
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