もうひとつの卒業
「初めてだったの?」
何度目かのセックスの後で、早苗が拓馬のペニスを手でもてあそびなら聞いた。
「恥ずかしいけど、そうだよ。
早苗が僕の初めての女性。
美鈴とは、最後まで行けなかったんだ。
今考えると不思議だけど、やり方がわからなかった訳じゃないけど、どうしても踏み出せなかった」
「知らなかったわ。
あなたと美鈴さんがつきあっていたなんて」
「有名な話だぜ」
「あのバスケのコートで私は、ただ居るだけだったの。
心は違う場所に居たわ」
「たとえば、何処に居たの?」
「小学校の頃の、デパートの中とか」
何度目かのセックスの後で、早苗が拓馬のペニスを手でもてあそびなら聞いた。
「恥ずかしいけど、そうだよ。
早苗が僕の初めての女性。
美鈴とは、最後まで行けなかったんだ。
今考えると不思議だけど、やり方がわからなかった訳じゃないけど、どうしても踏み出せなかった」
「知らなかったわ。
あなたと美鈴さんがつきあっていたなんて」
「有名な話だぜ」
「あのバスケのコートで私は、ただ居るだけだったの。
心は違う場所に居たわ」
「たとえば、何処に居たの?」
「小学校の頃の、デパートの中とか」