もうひとつの卒業
「私達って、どうしちゃったのかしら。拓馬はともかく、私まで告白されたわ。恋をすると、魅力的になるのかしら」


美鈴は複雑な思いで手紙をしまうと、教室に向かった。


裕也の方を見ると目があって
ちょっと恥ずかしかった。
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