FANTASY KNIGHT
ララはある人物を見つけると、手を大きく振った。
「モルラさーん!」
青い軍服を着た若い男性が振り向くと、優しい笑顔を見せた。
「あぁ、こんにちはララ」
黄色の長い髪の男性、モルラは軍人である。
まだ二十五歳の彼の階級は『大佐』。この一軍の中でも、王国の中でも高い位置にいる人物なのだ。
モルラは恐れられていた。両眼の色が違うからである。
左目は綺麗な緑色なのだが、右目は野獣のような金色なのである。
そしてもう一つ。
彼こそ、五年前に女神と戦った伝説の戦士の一人なのだ。
しかし、ララはそんな事などお構いなしに話しかけるのだった。
「モルラさーん!」
青い軍服を着た若い男性が振り向くと、優しい笑顔を見せた。
「あぁ、こんにちはララ」
黄色の長い髪の男性、モルラは軍人である。
まだ二十五歳の彼の階級は『大佐』。この一軍の中でも、王国の中でも高い位置にいる人物なのだ。
モルラは恐れられていた。両眼の色が違うからである。
左目は綺麗な緑色なのだが、右目は野獣のような金色なのである。
そしてもう一つ。
彼こそ、五年前に女神と戦った伝説の戦士の一人なのだ。
しかし、ララはそんな事などお構いなしに話しかけるのだった。