イジワル王子と地味子の物語*


そう思った次の日、私は勇気を振り絞って

桐嶋先輩を呼びだした/


「先輩! 私... ずっと前から... 先輩のこと好きです!!! 」


梨花の心臓は今にも破裂しそうに

ドキドキしていた。




「あ・・・。俺地味な子嫌いなんだ・」


先輩にそう言われた瞬間

気が失いそうになった。




「そうですか。 ごめんなさい・」

梨花はそう言って、走って逃げて行った...


その日、家で大泣きした・


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