狙うわエース!★
俺はあがりすぎて
置いて行かれてることに
気づかなかった。
「お、1年生?」
急に話しかけられて
びくっとなる俺。
「あ、はい!日可里中出身
ピッチャー希望の
広川蓮と申します!」
俺なにいってんだろ!
テンパりすぎてる。
「…そこまで聞いてない
けどな(笑)ぢゃ俺も〜
磨城高校キャプテン古川勇生」
え、え!
あの古川勇生さん!!?
雑誌にも乗ってる
県内最強ピッチャーと
呼ばれてる古川勇生!?
あ、そっか磨城高校だったな、、
「おい、大丈夫か〜?」
「あ、はい。大丈夫っす!-」
「お前うけるな(笑)気に入った」
古川勇生さんは手を
出してきた。
握手か!!?
「あ、よろしくお願いします!」
俺も手を重ねた。
緊張しすぎて喉からから…
「蓮だよな?皆向こう
行ったぞ」
「あ、はい!では失礼
します!」
蓮って呼ばれた…♪♪♪
顔がにやけてるのが
自分でもわかる。
おれ、きもいな…
顔を3回ほど叩いて
みんながいる場所まで
ダッシュした。