怨念の館
玄関口に着くと、着物を来た綺麗な女将が笑顔で出迎えてくれた。
荷物を受付に渡してチェックインを済ませた。

真二「じゃあ、とりあえず一度部屋に行ってから10分後にロビーに集合しょう。各自必要な物は持って来るようになぁ」

大樹&祥子&美沙子「了解!」

部屋は二人部屋、男子女子別だ。

真二と大樹は部屋で懐中電灯等を準備し、すぐにロビーに降りた。
祥子と美沙子は準備に手間取っているらしく、中々降りてこない。

大樹「あいつら遅えなぁ…」

真二「そんなイライラするなって(笑)」

二人を待つ間にロビーのソファーに座りながら、館の何処から入り込むか等の打ち合わせをしていると、旅館の女将が心配そうな顔で近付いてくる。

女将「ごめんなさいね。話が聞こえちゃって…お客さん達もしかして人食屋敷に行く気じゃ無いわよね?」

真二「人食屋敷?今から探検しに行く館の事かな?」
真二は大樹に聞いた。


大樹「多分そうだと思うよ。一つの町にそういくつも曰く付きの館や屋敷は無いだろうし」

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