怨念の館
第二章

〜出発〜

大学とバイトで忙しく、あっとゆう間に時間は過ぎた。

当日、朝5時に真二のアパートの前で待ち合わせをする事になっていた。
真二は前日の内にレンタカーを借りてきて、後は皆の到着を待って荷物を積み込むだけだ。


真二「皆、遅せぇな…」

朝が弱い真二だが、流石にこの日は楽しみにしていた旅行とゆう事も有り、予定の時刻より大分早く起きて待っていた。

十分程たった頃に大樹、祥子、美沙子の三人が薄暗い道を寒そうに歩いているのが見える。


大樹&祥子&美沙子「おはよう!」

楽しみにしていたのだろう。三人共テンションが高い。

真二「お前ら遅ぇよ…」

待ちくたびれていた真二は少し文句を言おうとしたが、大樹の「まだ4時半ですから(笑)」の言葉にかき消された。


真二「よし!皆の荷物を積んで出発しよう!」


大樹&祥子&美沙子「おー!」

四人は車に荷物を積み込みT県に向かって走り出した。
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