群青色の恋 〜私たちの恋愛模様〜
「こっちに帰ってくるの、何年ぶり?」
「大ちゃん、中学生になったんだねぇ〜」
「ねぇねぇ、野球やってるんだって!」
いっぺんに質問攻めの
ママと未来と実花。
大ちゃんをちらっと見る。
相変わらずの大ちゃんスマイルで
「もっと早く、皆さんとお会いしたかったので、今日はお招き預り、ホントに嬉しいです♪」
なんて言うから…
ほら──…ママも、みーちゃんも、……くーちゃんなんか、目がハートで顔を赤らめてるし…。
男の子がいなかったせいか、うちの家族は、大ちゃんに甘い。
大ちゃんも、それをわかっているのかいないのか、こんな嬉しいことを言っちゃう。
天性のモノなのかしら?
ジッと見ていた私に気付き
「ん──?ボクの顔に何かついてる?」
にっこり。
その笑顔が
私たち家族には罪なんですよ…大ちゃん。
逆に見られたせいで顔が赤くなる。
「……─ううん。別に…」
私は慌てて目を反らした。
それを見ていた未来が
キュッと結んでた口を開いた…
「大ちゃん、中学生になったんだねぇ〜」
「ねぇねぇ、野球やってるんだって!」
いっぺんに質問攻めの
ママと未来と実花。
大ちゃんをちらっと見る。
相変わらずの大ちゃんスマイルで
「もっと早く、皆さんとお会いしたかったので、今日はお招き預り、ホントに嬉しいです♪」
なんて言うから…
ほら──…ママも、みーちゃんも、……くーちゃんなんか、目がハートで顔を赤らめてるし…。
男の子がいなかったせいか、うちの家族は、大ちゃんに甘い。
大ちゃんも、それをわかっているのかいないのか、こんな嬉しいことを言っちゃう。
天性のモノなのかしら?
ジッと見ていた私に気付き
「ん──?ボクの顔に何かついてる?」
にっこり。
その笑顔が
私たち家族には罪なんですよ…大ちゃん。
逆に見られたせいで顔が赤くなる。
「……─ううん。別に…」
私は慌てて目を反らした。
それを見ていた未来が
キュッと結んでた口を開いた…