群青色の恋 〜私たちの恋愛模様〜
どれくらい経ったのか……
──ガチャ。
慌てて顔をあげた。
「ごめん、起こした?」
「ううん、大丈夫。起きてたよ。」
大ちゃんに見えないように涙を拭って
「…晴海くん、どう?」
笑顔を作る。
大ちゃんは目を細めて私を見てたような気がしてたけど、
「今、目、覚めたよ。」
そう言ってキッチンに行き、冷蔵庫を開けた。
「ホント?!怪我の具合は?」
大ちゃんはグラスにミネラルウォーターを注ぎながら、
「体の傷、見てやろうと思って、めくったら悪態つかれた。あんだけ元気なら大丈夫だよ。」
「そう。──…よかった」
ホントに大丈夫なんだね。
それが聞きたかった。
「時間遅くなっちゃったけど……大丈夫?」
大ちゃんが時計を見てる。
すでに日付は変わってて、1時を過ぎていた。
「大丈夫だよ。明日…じゃないや、今日は日曜だから大学は休みだし」
笑って答えた。けど、なんか大ちゃんの表情が変わっていって…
「…おーちゃん大学生なんだよね。
……先生は?」
聞いてきた。
ドクン…嫌な音をたてる心臓を押さえながら、
「……今日は、生徒さんたちと学校に泊まってる…」
大ちゃんの目が怖くて…言葉がなかなか出てこなかった。
そのあとも、何から話せばいいのかきっかけが掴めなくて。お互いが無言になって……。
ふうっ───……大ちゃんの長いため息が聞こえた。
──ガチャ。
慌てて顔をあげた。
「ごめん、起こした?」
「ううん、大丈夫。起きてたよ。」
大ちゃんに見えないように涙を拭って
「…晴海くん、どう?」
笑顔を作る。
大ちゃんは目を細めて私を見てたような気がしてたけど、
「今、目、覚めたよ。」
そう言ってキッチンに行き、冷蔵庫を開けた。
「ホント?!怪我の具合は?」
大ちゃんはグラスにミネラルウォーターを注ぎながら、
「体の傷、見てやろうと思って、めくったら悪態つかれた。あんだけ元気なら大丈夫だよ。」
「そう。──…よかった」
ホントに大丈夫なんだね。
それが聞きたかった。
「時間遅くなっちゃったけど……大丈夫?」
大ちゃんが時計を見てる。
すでに日付は変わってて、1時を過ぎていた。
「大丈夫だよ。明日…じゃないや、今日は日曜だから大学は休みだし」
笑って答えた。けど、なんか大ちゃんの表情が変わっていって…
「…おーちゃん大学生なんだよね。
……先生は?」
聞いてきた。
ドクン…嫌な音をたてる心臓を押さえながら、
「……今日は、生徒さんたちと学校に泊まってる…」
大ちゃんの目が怖くて…言葉がなかなか出てこなかった。
そのあとも、何から話せばいいのかきっかけが掴めなくて。お互いが無言になって……。
ふうっ───……大ちゃんの長いため息が聞こえた。