家族内恋愛
『へっ??』

「どうかした?僕の顔に何かついてる?」

『な、何でもないっ!!』

思わず見とれてました、なんて言えるわけがない

「本当に?何だか顔が赤いような『だ大丈夫だから、包丁貸して』うん」

ふぅ…

危ない危ない

っ!!!!!

「熱はないみたいだね」

そう言っておでこをくっつきあわせた

『だ、大丈夫だって!!じゃ、じゃがいも、もういいんじゃない??』

「そうだね」

ドキドキドキドキ

もう拓ちゃんのせいで心臓がうるさくなっちゃったじゃない!!

人の気も知らないで…

でも、もっと触れてほしいって思った

………お父さん、なのにね

< 172 / 277 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop