家族内恋愛
『た、拓ちゃん………』

拓ちゃんは必死に涙を隠そうとしていた

「み、美音ちゃん、あっココアでも作ろう『泣いていいよ』…えっ?」

『どうして隠そうとするの??拓ちゃんだって泣けばいいんだよ。私たち家族なんだから…私のお父さんになったからって無理に強くならなくたっていいよ。私は大丈夫だから』

「っ………美音ちゃん、ごめん…」

そう言うと拓ちゃんはときどき嗚咽をもらしながら涙を流した
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