ねぇ、こっち向いて?
おまけ。
どうも、一応初めまして。
雅希です。
なんかどっかの誰かさんが、
可哀想な俺の話を持ち出して来やがったので、仕方なく登場。
……まぁ、
俺に拒否権はない訳で。
てか、それが一番可哀想じゃね?
どっかの誰かさんが、俺を一番可哀想にしてるんじゃね!?
……文句は山ほどありますが、俺は馬鹿ではないので話を先に進めましょう。
今は真夜中。
7月7日に日付が変わって一時間ほど経過中。
俺の腕枕で眠るのは、“幼なじみ”であり“彼女”の美世。
ついさっき、16歳になったばかりなお子様。